3年で小瓶1本分のゴミしか出さない生活とは?【TEDx Talks】
TEDx Talksで「3年間で小瓶1本分のゴミしか出していないアメリカ人女性」の講演動画があるというので観てみましてん。
日本語字幕がなかったので、私のヨチヨチレベルの英語力で、すんごいざっくり訳して要約してみました。
彼女の名前はLaren Singerさん。
プレゼンするテーマは「A zero waste life(ゼロ ウェイスト ライフ)」。
彼女が定義するに要するに「日々の生活で出るゴミを限りなく“0”にする」ってことやねんな~。
実際、プレゼンまでの3年間で彼女が出したゴミは小瓶1本ほど。
彼女が言うのは、こういうこと言うと、周りのパーリーピーポーたちに「うそつけーいっ!」とか、「どうやってケツ拭くねん!」とかツッコまれるらしいが、「私はいたってマジですよ」と。
なぜ彼女が「ゼロ ウェイスト ライフ」を始めたかというと、時はNYU時代に環境問題について学んでた頃に遡る。
同じクラスの女子が環境問題について学ぶクラスなのに、授業の合間に食っちゃプラゴミを捨て、食っちゃプラゴミを捨て。
「環境を学ぶ意思はどこにあるんじゃーい!」って心の中でツッコんでたみたいなんです。
しかしそんな自分も家に帰って飯を作ろうと冷蔵庫を開けてみたら、あらゆるものがプラ!プラ!プラ!
「オーマイガーッシュ!ワイとしたことが自分が信じられんばい!」ってなったことがきっかけらしいねんなー。
そこからゼロ ウェイストを始めようと決意したものの、いざ、あらためて見の周りのものを見るとプラスチックだらけ。
歯ブラシにせよ、歯磨き粉のチューブにせよ、あらためて見るとプラだらけやってんなー、たしかに。
で、彼女がどうしたかというと、あらゆるものを自分で作ることから始めたんやって。
しかし作り方なんざ分らんから「ゼロ ウェイスト ホーム」っていうベア・ジョンソンさんっていう2児の母のサイトを参考にしたそうな。(この人も有名で同じくTEDで講演してます)
そしてゼロ ウェイストのために彼女のした4つのこと。
【1】パッケージ商品を買うことをやめる
【2】自分のものは自分で作る
【3】リサイクル商品を買う
【4】必要なものを必要な分だけ買う
私が印象的だったのは「必要なものを必要な分だけ買う」ことを実践すると、いかに自分が本来少量で足りていたのか知れるし、買ったものを大事に扱うようになったという点やな~。
考えてみたら特に食べ物とかって必ずしも誰にとっても適正サイズというわけではないし。
例えばポテトチップスとかのスナック菓子とかって、結局一袋食べてまうけど、本当にこんなにたくさんの量必要なんかっていう。
って、私の話してしまいましたが、ゼロ ウェイストを始めたことで良いことがたくさんあると彼女は気付いたらしいっす。
まず、お金がセーブできる。
既製品ってやっぱりその分だけ高いし(パッケージ含む)、手作りのほうが既製品より安く済んだり。
リサイクル品は基本、新品より安く上がるし。
あとはパッケージ品じゃない自然の食材を使って自分で調理することで、いつでもフレッシュな食事ができたり。
彼女は3つのステップを聴衆に提案します。
【1】自分のゴミを知って、それが何かを理解する
食品のパッケージ、製品のパッケージ、自然に出るゴミ。
これらをケアすることでゴミの90%を削減できたとドヤ顔。
【2】身近にできることから実践する
まぁ日本でも推奨されているようにエコバッグやマイボトルを持ち歩く、とかやんな。
ちなみにこの説明の際、英語で「Low-hanging fruits」と言っていますが、直訳どおりではなく「手短にできること」を意味します。
と、いうことを私も今回学びました。
【3】DIY
自分で家具を作るということは、素材、デザインや匂いまでも自分で調整できるということやねんな。
確かに完ぺきにすべてを気にいれる家具ってなかなかないから、ある意味納得。
彼女はいったん就職するも、やっぱり自分の作ったものや自然なものが大好きだとあらためて自覚したらしいねん。
家族や友達の分までなんとかしたいものの、彼女がひとりひとり個別にレクチャーする時間はそら作れへんわな。
ってことで、仕事をやめて会社を始めた彼女。
作り方を教えるというよりは、あくまでツールを提供したいと考えていて、今後も作り方などを紹介していくみたいですわ。
この若さで立派やし、私もまだまだやれることやってないなって刺激を受けた次第です、はい。
今後もLarenさんのブログなどチェックしていこうと思います。
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